福井中小企業診断士協会

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8月例会で知財キャラバン紹介と会員の研究発表を実施

2016-09-06

 8月31日(水)18:30よりアオッサ605会議室で8月例会を開催し、27名が参加した。
 今回はまず、日本弁理士会北陸支部 福井地区会より「弁理士知財キャラバン事業」についての説明を受けた。弁理士会はこれまで川下で顧客からの仕事を待つというタイプであったが、川上へ遡り、中小企業診断士と共に、何か商品開発できないか、何かブランド化できないかともがいている中小企業に積極的アプローチし、仕事を見つけていこうという趣旨である。 具体的には①金融機関に自社をアピールしたい、②会社や製品の知名度を上げたい、③技術力やデザイン力を生かして新製品を開発したい、④研究開発のパートナーを探したいといった中小企業に、費用は無料で弁理士を3回まで派遣するというもので、弁理士会のWeb上あるいは書類でも申請が可能とのこと。
 経営全般を俯瞰することは、中小企業診断士が得意ではあるが、企業の個々の技術をどう生かすかという分野が不得手なものとして、全員が技術端出身の弁理士との共同作業は大きな武器になり、キャラバンの活用で、顧客の経営改善につなげることができる。
 次に当協会 土肥 勝会員より「卸売市場から見た良い魚屋さん悪い魚屋さん~スーパーとの競争に負けないお店作り~」について講演を受けた。スーパーで勤務したこともある講師としては、福井の魚商組合員が180人も残っており、若手も若干ではあるが増えつつあることに驚きと感動を覚えたという。
 スーパーとの競争に負けない魚屋の特徴は①店主・スタッフのキャラクターがユニーク、②現金主義、③足で稼ぐ、④特化型(地元・宴会・行商…)、⑤交通弱者への配慮、⑥多様な顧客をバランスよく持っている、ことであると分析している。
 最後に当協会 藤野恵子会員より「女性消費者の心をつかむマーケティング」の講演を受けた。「父ちゃんの立場指数」=景気が悪化すると、父ちゃんの稼ぎが悪くなり、妻からは父ちゃんの小遣いを減らす「指令」が下りるが、不況下でも、妻は自分の買う物を減らさない。逆に景気が回復すると、妻からお許しが出て、父ちゃんの小遣いが戻るという指数など、いかに消費が女性主導で動いているかの説明を受けた。
 特に、男女の買い物の価値観の違い(男:店員に求めるのは「商品知識」⇔女:店員に求めるとは「私への共感」)は小売業への診断には欠かせないものである。
 この後、会場を移して、今回参加の各弁理士との交流会を開催した。

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