福井中小企業診断士協会

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9月研究会で障害事業の基礎知識を学ぶ

2016-09-30

 9月26日(月曜日)18:30よりアイアイ鯖江・健康福祉センター小会議室で9月例会を開催し、7名が参加した。

 前半は、障害事業の基礎知識をテーマに、福井県健康福祉部障害福祉課 橋本様から、「障害福祉サービスの基礎知識」について講義をいただいた。
 まず、障害者にかかる法律の変遷を、年代別に説明いただいた。平成15年より「措置」制度から「支援」制度に転換がはかられ、「障害者が自立した日常生活を営むこと」が目的に設定された。この自立支援が根拠となり、全国的に障害を持つ方の所得向上が求められている。さらに平成27年度から就労アセスメントが義務化されたことは、「障害者も積極的に労働すべき」という行政の意向を汲むものであることが分かった。
 また、就労支援施設の収益モデルに関して、具体的な損益計算の例を示して説明していただいた。参加者からは「これまでブラックボックスであった点が明らかになった」との声が上がり、非常に感心するに至った。また、収益を上げようとする就労支援施設がなぜ就労時間を短くしようとするのかや、利用者一人当たりの報酬や職員一人当たりに割り当てられる利用者の数の上限など、施設の運営上で肝となる部分を説明していただいた。
 就労支援施設の収益モデルを理解することができたことは、今後、我々中小企業診断士が施設に向き合う際に有益に作用すると考える。
 橋本様におかれましては、80分間ものあいだ熱心にお話しいただき、最後に我々の質問を丁寧に受けてくださった。最後に盛大な拍手が沸き起こるに至った。

 後半は、約40分間、当研究会の活動内容を検討した。
 初めに、障害分野で進めている鯖江市の就労支援施設の支援の進歩状況を説明した。本案件は、前回、当研究会として取り組むものとして皆で申し合わせを行っている。
 これまでに2回の事業所訪問を終え、先方とはコンセプトとマーケティング4Pを協議している。但し、4Pのうち店舗・流通経路とプロモーションに関しての取り組みがまだ練られておらず、今後6回の訪問指導によりブラッシュアップしていくこととしている。なお、6回の訪問は、12月末までにメンバーのリレー形式で行うこととし、本日はその役割分担までを行った。

 最後に、本日の橋本様の講義の振り返りを行った。具体的に、橋本様のお話をもとに、皆で就労支援施設が求めるニーズや困りごとは何なのかを探った。結果、橋本様の「就労支援施設は目標や計画を作成しているが結果が伴っていない」という話に着目した。この点が、我々が貢献できるポイントであり、最も得意とするところでもある。今後の我々のビジネスチャンスに活かしていきたいところである。

 最後に、当研究会は、今後は毎月第4月曜日(12月のみ第三月曜日)の18:30から開催するものとし、皆で合意した。次回は10月26日(月)に開催することを決め、閉会した。

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