福井中小企業診断士協会

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資格の棚卸について

2012-10-26

 先日、環境プランナーERの更新案内が届いた。更新料は今後3年間で、15,750円である。この環境プランナーERの資格保有者は、新たに環境プランニング学会にも自動入会することになったようである。その分は年間8,000円(準会員の場合は、年間3,000円)と記載してあった。この学会も、うまい金儲けのタネを作ったものである。これらの金を払えば資格更新ができる。払わなければ、資格はストップする。まさにカネで資格を買うのと同じである。
 まだ決めてはいないが、今のところ資格更新はしないでおこうと思う。すでにISO9001,14001審査員補の二つは、更新せずに中断している。経営品質セルフアセッサーも、とっくに更新期限を過ぎている(更新研修がつまらない。取得に50万円ものセミナー料を払ったのに・・・)。
 ただ技術士は、総監2つを含め4つ持っている。これは更新しないでも、資格が継続できるからだ。この資格の特徴は、200種類もの技術分野に分かれていることである。したがって、更新がない代わりに、取得分野数を稼ぐことがインセンティブになっている(そのほうが、勉強できる)。
 ところで中小企業診断士は、あと1回ぐらい5年一度の更新を行うつもりだ。問題は、3つのRCCMであるが、これは顧問先次第となる。
 保険の見直しと同じように、臨終に向けて、常に資格の棚卸が必要である。

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佐治眞悟

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