コンサルティング事例

女性創業相談による開業

2020.01.01 投稿藤野 恵子

案件概要

お客様業種
小売

診断前の状況

私が行っている女性創業相談窓口に、長年の夢であったカフェの開業についてのご相談でSさんがいらっしゃいました。
まだ具体的な形にはなっておらず、できるかどうかの不安もあり、ほぼ計画は白紙の状態であるとのことでした。
しかし、料理教室を開き受講生を増やしてきていることや、開業することに向けて同業・異業種の様々な人脈を作っていること、お店の場所の候補地も想定していることなど、多くの準備を重ねてきていることを話されていました。

提案した内容・ポイント

起業するときに大事なポイントは、どのようなお客様に、何を、どのように提供するのかを明確にすることと考えます。
お店のコンセプト、そしてターゲット顧客を、ご相談を繰り返すことにより、明確にしていきました。
また、売上計画をたて、シミュレーションを繰り返すことをご提案しました。
女性の創業で最も苦手とされる方が多いことに資金調達がありますが、補助金の活用などをご案内しています。
また、実際の店づくりについてお話をさせていただきました。

診断後の状況としていかがでしょうか?

Sさんの開業予定は数カ月後に近づいてきました。
最初にご相談にみえてから着実に計画と準備を積み重ねている様子が感じられます。
時には、立ち止まることがあったり、計画通りにいかなかったりすることがあるかもしれません。
しかし、夢に向かって進もうとするSさんはとてもいきいきとしており、夢を実現するパワーに満ちあふれていると感じます。
がんばっていただきたいと思います。